このページは携帯電話にデジタルカメラを搭載した世界初の機種、J-SH04を紹介します(2000年10月末発売)。製造元はシャープで従来モデルと同じ大きさながら約11万画素のC-MOSデジタルカメラを埋め込んでいるのが最大の特長です。縦128×横96ドット/フルカラーでの撮影が可能です。レンズの位置は本体の裏側、液晶パネルの下辺にあたるところにあり、ボタン操作時でも指がレンズに触れないよう考えられています。レンズの横にあるミラーは、自分を撮影するときのものです。このミラーに映り込むように本体を向ければ、構図内に収まる仕組みになっています。デジタルズーム機能は約2倍と現行機種に比べるとお粗末ですが当時としては便利でした。撮影したデータはJPEGあるいはPNG形式で保存されます。1枚のデータは約5KBなので、空きメモリ(約200KB)にもよりますが最大約40枚の撮影ができます。撮影データはメールに添付することが出来、この機種から「写メール」がスタートしました。現行機種に比べてしまうと画素数が低く画質もあまり良いとは言えませんが、当時は「なかなかどうしてけっこう使える」というのが私の感想です。難を言えば本体の液晶パネルがSTNで反応が鈍いため、撮影中は被写体をフレームに収めるのにも苦労するし、素早い動きにもついていけません。また撮影したデータを表示させても256色カラーなので、撮影した画像がかなり粗く表示されてしまうために何を撮ったのか判別しにく事もあります。しかしパソコンへ添付メールとして転送すると意外に綺麗な画質だったりします。
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購入日は2000年11月。予約しての機種変更でした。関西キャリアのポイント(現ボーダフォンマイレージサービス)とJフォンクラブ(現ボーダフォンアフターサービス)割引を利用して価格は8,000円ほどだったと記憶しています。機種変更手数料1,900円は別途です。
使い始めてすぐに初期不良で1回、不良交換して貰いました。この当時はまだジェイフォン(現ボーダフォン)の客への対応は良かったです。 |
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J-SH04の取扱説明書 |
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比較にJ-SH53の取扱説明書 |

撮影サンプル |
J-SH04は発売前からテレビコマーシャルやショップでのディスプレイなどで大々的にプロモーションされました。発売後もショップにて体験イベントなどが行われ、ある意味ではジェイフォン(現ボーダフォン)の社運がかかっていたのかも知れません。しかし発売されてみると全然売れなかったようです。NHKのプロジェクトX(だったと思います)をご覧になった方はご存じだと思いますが、爆発的ベストセラー商品になるには紆余曲折がありました。「こんな便利な物を何故みんなは買わないんだろう?」と私は密かに思ったものです。今ではカメラ付きは当たり前になりましたが、第一号機を世に送り出した先人達に敬意を表したいと思います。
資料(インプレス提供) ケータイ新製品SHOW CASE モバイルCatchUp
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